毎日体重計とにらめっこ。なかなか思い通りに減らない数字にイライラしたことはありませんか?
とってもわかりやすい「体重」という指標。
朝晩体重を記録し、その結果に一気一憂する。
もしそれがやる気につながったり、楽しめるなら良いと思うのですが、
それを苦しく感じてしまったら、続けるのは難しいですよね。
ぴったりしたスキニーを履いてカッコよく街を歩きたい。
好きな人に「綺麗になったね」と言われたい。
まだまだ自分は変われるという自信を取り戻し、もっと自由に人生を楽しみたい。など、
目指したい自分は違えど、
ほとんどの方が、
体重を減らすことはゴールではないと思うんです。
あの見事な腹筋とプロポーションで人気のトレーナーayaさんも、体重計にはほとんど乗らないそうです。
では、体重計に乗る以外、どうしたらよいの?
オススメなのがこちらのふたつ。
①鏡で見る、写真を撮るなど客観視する
自分はなかなか客観的に見れないもの。
体重が変わらなくても、姿勢を変えるだけでボディラインは見違えてきます。
おへそを3cm押し込む、キツめのジーンスを試着するイメージで日々過ごすだけで、
おなかをぺちゃんこにしてくれる筋肉のコルセットが使われやすくなります。
慣れてくると、写真を撮って見るだけで歪みなどもわかるようになってきますよ。
②パーツごとの周径囲で、黄金比に近づける。
人が無意識的に美しいと感じる黄金比率に基づいて、全身のスリーサイズの周径囲をとってみる。
例〕身長160cm バスト81.6〜86.4cm ウエスト60.8cm ヒップ86.4cm
「ウエスト60はあってもいいんだ!」と思った方もいるかもしれません。
「このパーツは今くらいのサイズでよいんだ」と気づきがあったり、
部分ごとに修整が必要な箇所が具体的になり、お気に入りのパーツもできたりします。
体重計とにらめっこしてもやもやしているより、
理想的なボディラインをより鮮明にイメージし、
パーツごとにそこへ近づけていく方が断然近道だし、楽しいですよね。
心が満たされて、人生が豊かになる身体づくりを。
骨格ボディメイクトレーナー 植吉紘子